助成金とは簡単に言うと「申請をして認可を受ければ国や公共の団体より出る返さなくても良いお金」ということになります。こう言うと語弊があるかもしれませんが、非常に有意義な制度であることは間違いありません。この助成金の特徴としては”まず申請”して認可が下りなければもらえないとい事です。つまりもうすでに行っている事業や雇い入れた従業員に関しては適用されません。
お役所仕事ですから事実に基づいた申請より、事前申請に重きが置かれています。ということは雇い入れる行動を起こす前に助成金の申請をしなくては権利もなくなってしまいます。また、助成金は主に中小企業を対象としていますので新規開業の方も積極的に活用する必要があります。
助成金を大きく分けると社会保険労務士の管轄のもの、行政書士の管轄のものの2つに分けられます。飲食店ではほとんどの場合、社会保険労務士の管轄のものとなります。自分で申請することも出来ますが、事前の書類の準備や事後の手続きで時間と労力を使います。助成金の為に新規開業時にそこまでの時間と労力を使うことは得策ではないように思います。専門的な部分は専門家の力を借りた方がスムーズに申請が出来ますし、漏れもなくなります。
新規開業者対象の主な助成金として
・ 新規・成長分野雇用創出特別奨励金
・ 中小企業基盤人材確保助成金
・ 中小企業雇用創出等能力開発助成金
の3つがあります。
その他では
・ 特定求職者雇用開発助成金
・ 特定求職者雇用開発助成金
・ 地域雇用開発促進助成金
・ 沖縄若年者雇用開発助成金
・ 介護人材確保助成金
・ 緊急雇用創出特別奨励金
・ 不良債権処理就業支援特別奨励金
があります。
また、
・ 不良債権処理就業支援特別奨励金
・ 受給資格者創業支援助成金
などもあります。
一度該当するものがないか確認した方がいいでしょう。上記以外にも助成金は非常に多くのものがあります。詳しく調べてみてください。”創業”であり、”雇い入れる前”ならば1つは助成金に当てはまるはずです。
助成金について非常に詳しく説明されているサイトを一度ご覧下さい。→SR助成金ネットワーク
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